防水工事の種類について

防水工事には、大きく分けると4種類の種類があります。種類の中に、さらにそれぞれの特徴を持つ工法があります。

このページでは、おおよその価格や、防水アドバイザーのお勧め度も掲載しました。ただしこちらも、広さや状況により、工事費用異なります。

正確な見積りを希望される方は防水専門業者による診断をお勧めいたします。

工事の種類 寿命 場所・目的
ウレタン防水 10年から15年程 どんな所(建物)でも可能
シート防水 10年から20年程 屋上があるお宅にオススメします
改質アスファルト 15年から25年程 マンションやビルなどの大型の屋上にオススメします
FRP防水 10年から15年程 ベランダにオススメします

防水工事のメリットとデメリットについて

防水工事の種類 一般的な工法名 メリット デメリット
改質アスファルト防水 常温自着工法
(ガムクールなど)
  • 施工性が早く工期が短くなる
  • 火を使わずに、剥離紙をはがして接着するので、
    アスファルトが溶けたときの匂いがしない。
  • 火を使用しないため室外機などが設置されていても、
    焦げたり溶けたりしない※1
  • 単価が高い
  • 剥離紙をはがして接着するので、
    溶かした時よりも、密着度が低い
トーチ工法
  • 単価が安い
  • 既存のアスファルト防水の上にかぶせることができる。
  • 溶かして接着するので、防水性は冷工法より高い。
  • アスファルトが溶けたときの匂いがする。
  • 火を使うため室外機などがあると、
    工事できなかったり、できても、
    焦げたり溶けたり、燃え移ったりと危険。
ウレタン防水 密着工法
(X-2工法)
  • コストが安い
  • 防水層が軽量で建築物に負担をかけない
  • 複雑な部位への使用が可能
  • 乾燥期間が各工程で必要なため工期が掛かる
  • 塗膜の均一性が難しい。
  • ※均一になるようにメッシュシート
    (ガラス繊維)で補強する工法する場合有
  • 定期的(5~6毎に)にトップコートをする必要がある
通気緩衝工法
(X-1工法)
  • 補修が容易で、下地形状が複雑な部分にも対応可能
  • 継ぎ目のない均一な仕上がりになる
  • 通気緩衝シートが、ふくれを防止し、
    下地の挙動を緩衝または、優れた耐久性を発揮
  • 防水層が軽量で建築物に負担をかけない
  • コストが少し高い
  • 乾燥期間が各工程で必要なため工期が掛かる
  • 定期的(5~6毎に)にトップコートをする必要がある
塩ビシート 接着工法
  • ゴムシート防水に比べ優れた耐久性がある
  • 施工しやすく、軽量
  • 燃えにくい性質
  • ゴムシートより高価
  • 複雑な形状には採用しにくい
機械的固定工法
  • 既存防水層がどんな防水層だったとしても上から被せられる
  • 撤去作業・残材処理・新規の下地作りや雨養生などの
    コストを低減できる(被せ工法の場合)
  • 雨などの気候に影響されず施工が出来るので工期短縮が可能
  • ゴムシートより高価
  • 施工している間は、振動と騒音が発生する
  • 複雑な形状には採用しにくい
ゴムシート 接着工法
  • コストが安価
  • 伸縮性も高く耐候性にも優れる
  • 工事期間が短い
  • 複雑な形状には採用しにくい
  • 塩ビシートより耐候性が劣る
  • 施工者による精度のバラツキが生じる
アスファルト防水 熱工法
  • 最も歴史があり信頼性が高い
  • 水密性、耐久性に優れる
  • 寿命年数が長期
  • ※17年~
  • アスファルト溶融時に臭いや煙が発生する
  • 溶融釜の管理が難しい
  • 密集した場所には向かない
冷工法
  • 火気を使わないため、
    独特なニオイも抑えることができる。
  • 密集した地域や狭い場所などに効果的。
  • 寿命年数が長期
  • ※20年~
  • 何層も貼り重ね積層していくため、
    『重く』なるため建物自身の強度を必要とする。
トーチ工法
  • 煙や臭いがほとんど発生しない。
  • 1層が主流なので、ローコストで経済的。
  • 通常のアスファルト防水に比べ工期の短縮が可能。
  • 施工者による精度のバラツキが難点。
BANKS工法
  • 積層工法による高い水密性・信頼性。
  • 臭いと煙のない作業環境がクリーンで安全
  • 寿命年数が長期
  • ※20年~ほど
  • 小型の工具で施工可能となったため、コスト・工期共に軽減
  • 取扱いできる業者が少ない
FRP防水 -
  • 強度が大きく軽量、耐水性、耐熱性、耐久性に優れる。
  • 均一な厚みで施工可能
  • すぐに乾くので工程が短い
  • トップコートのバリエーションが豊富
  • コストが高い
  • 臭いが出る
  • 湿気や化学反応で硬化するため外気温に左右され易い

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